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言葉は、意思や情報を伝達する手段でもありますが、自分の人生を創る重要な要素でもあります。 一流の舞台や作品を繰り返し見ると、自然に目が肥えていくように、質の高い言葉に毎日接していると、自分の言葉のレベルも上がっていきます。 逆に質の低い言葉に囲まれると、言葉のレベルは低下していきます。 言葉を磨きたいなら、出来るだけ質の高い言語環境を意識的にセッティングする必要があります。 言葉の感覚を磨くには、練習しかありません。 私たちは、大人になるにつれて、何かを「練習」する機会が減っていく傾向があります。 仕事においては、「練習」することは稀です。 経験を積んでくると、もう自分は大体のことは出来ると思うのか、こんなものだとタカをくくるようになるのか、もっともっと上達しようとする人は、減ってくるようです。 「練習なんてしている時間がない」という意見もよく聞きます。 「走ると疲れるから走らない」と言った生徒に、「走らないから疲れるのだ」と教えた先生がいました。ごもっとも。 忙しいから練習しないのではなく、練習しないから忙しくなるのです。 話し言葉だけでなく書き言葉も、上達する秘訣は、たくさん練習することです。 下手だと思っても書き続けていると、自分の書いた言葉を下書きとして、それを修正する一段上の自分が現れます。 これを私は「離れ技」と呼んでいます。 世阿弥が提唱した「離見の見」的視点でしょうか。 別名「幽体離脱」(笑)。 「自分が表現したものを磨いていく もう一人の自分」を創り上げるという「離れ技」です。 本を書いている人や、ブログやメルマガで活躍している人の多くが、学生の頃、国語や読書感想文が苦手だった人が意外に多いのをご存じですか。 何かのキッカケで文章を書くことが増えて、気が付いたらそれなりの文章が書けるようになっていて、たくさん書いているうちに、文章が研ぎ澄まされてきた人を何人も知っています。 どんなことでも、上達するということは、人生の大きな楽しみの1つです。 子供の頃、出来なかったことが出来るようになったときの喜びを、鮮明に覚えている人も多いことでしょう。 私は、練習を重ねて、初めて自転車に乗れた日の、一気に世界が広がったような感動と感覚を今でも鮮明に覚えています。 人は一生上達する存在です。 成長を諦(あきら)めたとき、老いが始まります。 「練習」は、年齢を超えた自己実現への道なのだと思います。